森では、多様で無数の生き物が関わり合いながら想い想いに働いて、太陽や風や雨などの外界の変化に応じて刻々と姿を変えながらも森で在り続け、たくさんのものを育み続けています。個が全体を、全体が個を支えながら、変化に適応してアウトプットを続ける。チームにこんな森のような風土を創ることができたら…
変化が大きく、先を見通すことが難しい今、事業の未来は、個人の意識とその集合である組織の風土に依るところがますます大きくなっているのではないでしょうか。報酬やポジション等、目に見えるものへのモチベーションではなく、個人の「働く」が「生きる」の中に腹落ちして位置づけられ、信頼関係の礎となる「相互理解」を促し、一人一人の小さな気づきが集まって、組織のレジリエンス(適応力、復元力、そしてイノベーション)に繋がっていく…そんなキッカケの一つになる機会を創りたいと願っています。
よるの森のハイキング(よる森)では、コントロールできない自然・森の中で、五感を働かせながら一昼夜を過ごします。街や日常、役割や思考から離れて、移り変わる時間の中で自分自身を感じたり、他者との協働や言語/非言語でのコミュニケーションで関係性を育んだり…。森で起こる気づきや対話のエッセンス「離れる」「緩む」「揺れる」「問う」「話/放す」「聴く」…それらを「感じる」ことを通して、一人一人がその人らしく、多様性に富んだ、力強くて、サステナブルなチーム創りの一助になればと願っています。
1.感じる
人が意識できること1に対して、感覚で捉えることは100万倍と言われます(ユーザーイリュージョン〜意識という幻想より)。五感を使いながら感じる力を高めて、自分を感じ、他者を感じる時間を重ねます。誰かが感じたことが他の誰かの気づきを拡げたり深めたりすることも体感できると思います。
2.非社会脳
人間は、人との関わりの中では社会脳を、何かに没入するような時には非社会脳を働かせると言われています。社会的な生きものであることに加えて、いつでもどこでも誰かと繋がるインターネット、SNS全盛の現代において、関わりから一時離れて、非社会脳を働かせる機会をつくることが、自分を感じる上で大切だと考えています。
3. 素直さ
注目されている組織「NO RULES(NETFLIX社)」「心理的安全性」「ティール組織」でも“素直さ”が大切な要素として挙げられています(後述)。感じることを素直にキャッチすること、素直に話/放し合うことが、過去の経験や知識を超えて、素早い適応や、根本・本質に迫ることに繋がると考えています。
働く個人やチームの学習、エンゲージメント、パフォーマンスは「心理的安全性」により高まると言われ、その「心理的安全性」は、”率直に発言したり懸念や疑問やアイデアを話したりすることによる対人関係のリスクを、人々が安心して取れる環境のこと”だと言われます(「恐れのない組織-心理的安全性が学習・イノベーション・成長をもたらす」エイミー・C・エドモンドソン著)より。
では、このような環境を、どのように育むことが出来るのでしょうか。
日常やオフィスでは、業務に必要なこと、主に言葉に出来る「思考」や、目に見える「行動」や「結果」についてはよく話し合われていることと思います。一方で、個人にも集団にも、言葉に表しにくい「感情」や、目に見えない「感覚」的なことが大きく影響を与えています。
このプログラムでは、例えば「安心」「不安」や、「幸せ」というキーワードに向き合いながら、チームに合った「心理的安全性」を育む方法、「チームビルディング」に必要な相互理解、その糸口を見出したいと思います。予め用意された答えはなく、予定調和もなく、参加される皆さまと一緒に体感しながら考える機会になればと願っています。
※テーマ(問い)は、研修の対象、状況、課題等に合わせて設定することも可能です。
◎内定者/新入社員
◎チームリーダー
◎経営ボードメンバー
◎プロジェクトチーム(部署横断)
◎全社(部署)等
〜20名程度/1回あたり
ご相談しながら設定できればと思います。
※3×3 Lab Futureは100名以上収容可能なスペースです。
半日
1.五感で自分を感じる
2.テーマ(問い)を感じる
3.俯瞰する
4.アクションプランに落とし込む
◎NO RULES〜NETFLIX and the Culture of Reinventionより
私生活でも職業生活においても、常に思ったことを率直に言う人は孤立しがちで、コミュニティから追い出されることもある。だが、ネットフリックスでは、そういう人を大切にする。そして社員が上司に、部下に、そして組織の壁を越えて、恒常的に建設的フィードバックを与えることを積極的に奨励している。
◎ティール組織〜マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現より
人は他人からの正直なフィードバックを糧にする「関係的存在」(relationalbeing)でもあるのだ。私は、フィードバックが全く伝えられないがために「気が狂ってしまった」組織をいくつも見てきた。
◎心理的安全性〜TED危機におけるリーダーの在り方(エイミー・C・エドモンドソン ハーバード・ビジネス・スクール 組織行動学教授)より
リーダーシップには 率直で頻繁なコミュニケーションが必要です。では確実性や明確性が乏しい時勢においてリーダーはどうすればいいのでしょう。CEOであれ首相であれ中間管理職であれ、あるいは校長先生であれ、激動の時こそいっそうの謙虚さが必要です。十分な知識もないのに 答えを知っているふりをしたところで何にもなりません。波乱の中においては知っていることは共有し、知らないことは知らないと認めるのです。不思議なことに このような正直さは、人々の心理的な安心感を高めはしても弱めはしません。
五感を研ぎ澄ませ!シリーズ センスを磨く、体感する(Team Six sense)
2019年8月 心理的安全性を体感し組織づくりに活かす2時間
※このワークショップは、言葉の定義をしたり、知識を広げるための場ではなく、自分を感じる、他者を感じることを実践し、体感する場です。この力は知るだけではなく、実践し、繰り返し、習慣化することで養えるものだと考えています。
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1F
麻の床は足裏の感覚から、木と緑の空間は視覚から、心地よい音響は聴覚から森での時間を思い出させてくれます。
内容を伺いながら、会場費等と合わせてお見積りさせて頂きます。気軽にお問い合わせください。
下のフォームにて必要事項をご記入の上、ご連絡をお願いします(メールでも承ります)
※24時間以内に返事が届かない場合、システムの不具合の可能性があります。大変お手数をおかけしますが再度ご連絡をお願いします。
お預かりする個人情報の取り扱いなどについては、プライバシーポリシーをご覧ください。
事態の推移を注視しながら、健康や安全のために急な予定変更や中止等もあり得ることをご了承ください(自然との付き合いと同様)
コロナ禍の中で「森のような時間・空間へ」という思いはありますが、感染予防については十分に配慮、工夫と共有に努めながら進められればと思います。どうぞご理解とご協力をお願い致します。
※お申し込み後でも、体調に不安がある場合は決して無理をなさらずお休みください。
※スペースをとるために定員を最大20名程度とさせて頂きます(会場は100名収容)
※入館時にマスクの着用確認とサーモグラフィによる検温を行います(37.5℃以上はの方は入館をお断りさせていただく場合があります)
※会場内でも、手洗いや手指の消毒、対話の際のマスクの着用、間隔を開けるソーシャルディスタンス等にご留意ください。
※事前にお名前とご連絡先を伺います。もしも帰宅後2週間以内に、新型コロナウィルスの診断があった場合はお知らせください。参加の皆さまに匿名でお知らせします。
※風邪の症状が続いていたり、発熱や咳、強いだるさや息苦しさなどの症状がある場合には、医療機関に連絡、相談してください(厚生労働省HP:相談センターhttps://bit.ly/2wobzel)
※同居ご家族に症状がある方も同様の対応をお願いします。
※会場内だけでなく、会場への往復においてもどうぞ感染予防をお願いします。
※状況に応じて、UPDATEしていきます。
ご不明の点や、ご心配事がありましたら、些細なことでもお声掛けください。
新型コロナウィルスへの対策とお願いについてはこちらもご覧ください。