複雑さと不確実性が高まる現代、企業は幾つもの「正解のない問い」に直面しています。これらに向き合うには、多面的な視点と、一人ひとりの主体的な関わりを促す深い対話が欠かせません。よる森-YORUMORIの法人向けプログラム(法人研修を含む)は、この「対話の力」を土台にしています。
情報として“知る”ことと、五感や身体を通して“体感する”ことは、全く異なる体験です。よる森-YORUMORIでは、自分と素直に向き合う「内省」を対話の起点としています。そこに自然や感覚を通じた体験を重ねることで、思考だけでなく感覚や感情など言葉にしにくい領域にも意識を向け、自己理解と相互理解がより深まります。
こうした「内省と対話」を基にしたプログラムや場づくりを通じて、一人ひとりが本当に大切にしたいこと(内発的動機)を見出します。そして、仲間との協働やチームビルディングを促し、ウェルビーイングを実践していくプロセスを、ともに育んでいきます。
実際に行われた研修の例を、テーマ[対象*企画]でご紹介します。
◎A社(人材サービス):固定観念を取り払う〜ビジネスリーダーの内省[部署全体*よる森]
◎B社(ソフト開発):感じる力を磨く〜暗闇体験[クリエーター*よる森]
◎C社(商社):本音と未来を語る〜リアルなつながりをつくる[全社*よる森]
◎D社(精密機器メーカー):自己理解と内発的動機&横のつながりづくり[新入社員*Will]
◎E社(メディア):自分の価値観と組織のビジョンをつなぐ[管理職*Will]
◎F社(ソフト開発):個人の自己実現と組織の成果[部署全体*Will]
◎G社(経営者コミュニティ):感性を磨く&交流を深める[経営者*よる森]
◎H社(ビジネスコミュニティ):Willの探求&カジュアルで深い関係性構築[ビジネスパーソン*Will]
※五感研修「よる森」と「Will」の実績の一部です。特定の業種・業態や対象に限らず、導入いただいています。
※公開中の「ビジネスリーダーインタビュー」「研修レポート」は、参加者の声で紹介しています。
普段の思考から離れて、自然を感じる、自分を感じる、仲間を感じる、森の一日。移り変わる自然の中での偶発性や思いがけない気づきも大切にする、内省と対話の研修プログラムです。
【1】五感を働かせながら、心身ともにリラックスして、素の状態になる。
【2】普段の思考や行動パターンから離れて、感情や感覚も扱いながら自分を探求する。
【3】話|放す&聴くことを通して、互いに気づき合いながら自己理解と他者理解を深める。
◎経営ボードメンバー
◎管理職、チームリーダー
◎プロジェクトチーム
◎内定者、新入社員
◎全社、部署
10時集合〜16時解散
◎ガイダンス・チェックイン
◎五感ワーク
◎ひる森-1(森のソロタイム&シェアリング)
◎昼食
◎ひる森-2(森のソロタイム&シェアリング)
◎焚き火カフェ(森のダイアログ)
◎チェックアウト
◎五感ワーク:視覚偏重から離れて五感を働かせて、身体・脳のバランスを整える時間
◎森のソロタイム:佇んだり、寝転んだりしながら、自分の思考、感情、感覚等を感じる時間
◎森のシェアリング:感じたことを互いに話(放)し、傾聴し合う時間
◎焚き火カフェ:言語/非言語で、飾らずに対話する時間
◎協働:火起こし等、普段とは異なる役割分担で力を合わせる時間
◎無理なく、コントロールできない天候や、デコボコのある自然・環境を味わいます。
◎荒天を除き雨天でも開催します。
◎「内省と対話」を促すために予定調和をなくし、時々の状況や参加の皆様の意向を伺いながら臨機応変に進行します。
◎内容や時間は、会場、季節や天候、当日の進捗状況等によって変更となる場合があります。
◎現地での各種準備、備品の運搬等は、自主・参加・協働で行います。
企画の主旨や人数、季節、現地の状況等をふまえて話し合いの上、会場を選定しています。
ご指定の会場での開催も可能です。
※現地集合&解散を基本にしています。
※会場、施設、食事(食材)等の手配〜精算は、お客様にてお願いします。
富士山麓・標高 1,200〜1,400mのエリアでブナの森や苔の森を訪ねます。森の中のキャンプ場等を拠点にして開催します。
◎所在:静岡県富士宮市
◎施設(案):キャンプ場PICA表富士等
養老孟司東京大学名誉教授を顧問として森林整備・生物多様性・暮らしの場をテーマに活動する養老の森と連携しながら開催します。
◎所在:山梨県南都留郡道志村5964
◎施設(案):キャンプ場「ネイチャーランド・オム」(養老の森隣接)集会場、敷地内の古民家
火と水の国で、水源地や一面に拡がる草原を訪ねます。現地を知り尽くし、地域活性にも取り組むMOYAI社と連携しながら開催します。
◎所在:熊本県阿蘇郡南小国町
◎施設(案):リトリート施設、キャンプ場、家庭菜園等
特別な装備は必要ありません。 基本的な生活や、季節に応じて寒暖に対応するための準備をお願いします
◎野外での活動に適した服装(長袖、足首まで隠れる長ズボン、靴下、帽子等)
◎運動に適した靴(トレッキングシューズや底の滑りにくいスニーカー等)
◎着替え(季節や天候により、汗や雨露への対応)
◎雨具(傘や合羽、長靴または濡れた場合の替えの靴)
◎リュックサック(デイパックのような⼩さいものでも可)
◎洗面具、タオル
◎レジャーシート(森で座ったり、寝転んだり)
◎水筒またはペットボトル(こま目な水分補給)
◎ポーターブル消毒液(手指の消毒で使っているものがあれば)
◎保険証(コピーでも可)
◎ご自身で必要だと思われるもの(虫除け、日焼止め、お薬等)
※体温調節をスムーズに行うために、脱ぎ着可能な服装を用意して下さい。
※焚き火を行うことがあります。火に弱い素材はできるだけ避けて下さい。
※匂いの強い香水、サンダルやヒールの靴などはご遠慮ください。
※貴重品はご自身で管理をして頂きます。できるだけ持参しないようにお願いします。
※上記 持ち物以外に、会場や季節に応じて必要なものがある場合は、別途お知らせします。
30,000円/お一人様(税別)
※現地までの交通費、会場利用料、食事・食材費(自炊の場合)等は、別途実費がかかります(お客様による手配〜精算をお願いします)
※特別な備品が必要な場合等は、別途お見積もりさせて頂きます。
※国内旅行保険の加入をお願いします。
「健康と安全・安心のために」「感染症予防」をご確認ください。
街と森を行き来する”現代の参勤交代”を提唱される養老孟司先生にお話を伺いました。
森に行けと提唱される理由 / 考えることの限界 / 無理を続ける理由 / 揺する / 社会的概念 / 自然は中立 / 測りすぎ / 自分の感覚 / 空 / 『よる森』と『揺する』 / 意識から出る。街から出る。 / 森以外の揺すり方 / 森で起こること / 変わるために揺する / 幸せについて… / 余計なことをしない / 街
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人材系事業に精通、リクルートグループ各社の代表を10年以上にわたり歴任された経営者で、現在は株式会社メディアハウスホールディングス 代表取締役社長兼CEO 波戸内啓介さんにお話を伺いました。
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抜粋・要約はこちら
働き方改革、人事制度コンサルティング、企業労働法対応等の分野で活躍されている辯護士 倉重さん(日本経済新聞社「弁護士ランキング2019」労務部門第6位に選出)
一人のビジネスパーソンとして、経営者として「よる森」を体感された率直な感想と、定期的に森を訪れながら進化・深化する森との付き合い方について伺いました。
”人が必要で必要で仕方ない社会をつくる”という志を抱きながら、キャリア教育やビジネス研修等の分野で活躍している経営者、板井さんにお話を伺いました。
森でのご自身の体験を、U理論と重ねながらシェアしてくださったお話しと、”他人に優しくなれる”メカニズムのお話しは、非常に興味深く感じられました。