【企業研修事例】若手社員|Will-Can-Mustでリアルなつながりを育む|ビートテック社


Will-Can-Mustプログラム -五感と問いに向き合い、内発的動機とつながりを育む|日帰り研修

よる森-YOROMORI の法人向け Will プログラムでは、五感を働かせ、問いに向き合う「内省と対話」のプロセスを重ねることで、自己理解と相互理解を深めていきます。一人ひとりの内発的動機とチームビルディングを育み、持続可能な組織文化の基盤を築くことを目指します。

今回は、「リアルなつながりをつくる」をテーマにしたプログラム。非日常空間での五感ワークと Will-Can-Must フレームを用いた研修を通じて、自己理解が深まり、つながりが育まれた様子を、参加された皆さまの声をもとに振り返ります。

 

本レポートの目次

屋外で仲間と輪になり、思いを共有するグループ対話の場面

実施概要

  • 対象:若手社員
  • 主旨:リアルなつながりをつくる〜チームで成果を発揮して、個人・組織(自社・顧客)ともに豊かになる。
  • 企画:Will-Can-Must(室内+屋外・1日) 
  • 会場:都市部の研修施設及び 緑地スペース
自然の中で立ち止まり、自分の感じたことを仲間とシェアリングする

五感を働かせて気づいたこと(自然に触れて)

  • 業務のことを忘れ、今の⾃分を振り返ることができた。  
  • ⾃然を感じることで⼼が落ち着き、普段意識することのない⾃分の感情や思考の発⾒につながった。
  • ⾃然に触れて、リフレッシュしつつ研修に臨めた。 
芝生に寝転び、静かに自分と対話するソロ・リフレクション

自己理解(自分への気づきやWill)

  • ⾃分の強み(Can)、求められること(Must)、⼤切にしたいこと(Will)について⾒つめ直すことで、⾃⼰理解を深めることができた。今後のキャリアを考えるうえで活かしていきたい。 
  • ⾃分の強みなどないと思っていたが、洗い出してみると思いのほか挙げることができた。
  • 自分の考えを紙に書いてみないと気づけない点が多くありました。自分が欲していること、好きなことを、この研修を通して実感できました。 
芝生に座って自然に向き合いながら、リフレクションを深める様子

他者理解(仲間や場への気づき)

  • 横のつながりが⾮常によく感じ取れたと思います。他者の考えを受けて、⾃⾝を⾒つめなおすことが出来ました。
  •  自分とは違う視点の考え方をしていた方がいたので、その視点があったか!と気づくことが多かった。
  • ⼈によってそれぞれ原動⼒とするものがあり、⽇々を過ごしているんだなと思った。
自然の中で仲間との対話を重ねながら感覚を探るダイアログ

研修導入ご担当者のコメント(目的・成果)

五感研修「Will-Can-Must」を導入していただいた、ビートテック株式会社 管理部 大曽様に、研修を振り返りながらお話を伺いました。

 

組織や仕事から離れて、自分について考える機会は貴重

今回の研修のように、日常から離れて、普段とは異なる環境や機会をつくることは大切だと思います。日頃は、所属している組織や仕事を起点にして物事を考えますが、自分を起点にして考えることはありません。そのため、この研修での”組織や仕事から離れて自分について考える”ことは貴重な時間です。

 研修後に、所属している部署に戻ってスッキリと整理できた状態で、色んなことを考え直すこともできます。

 

研修で一緒に過ごした人に対しては、安心感が生まれる

研修で一緒に過ごした人に対しては、心情的に気にかけやすくなりますし、安心感も生まれます。お互いに人となりが少しでもわかっている人が、社内に一人でもいることは、個人にとっても、会社にとっても、とても意味のあることだと思います。

 

評価を抜きにして、繋がりをつくって欲しい

会社としては、評価を抜きにして社員を大切に思っていることや、繋がりをつくろうと表明することは大事なことです。

 

芝生に座って、自分の感覚や感情を書き出す内省のプロセス

キャリアカウンセラーの観点

五感研修でご一緒するキャリアカウンセラー住田 淳子さんに、Will-Can-Mustプログラムについてお話を伺いました。

 

自律的キャリア開発には、Willに向き合う「問い」と「対話」が必要

年齢や部署間の垣根を越えて、自分のことを話(放)して「対話」をすることで、ご自身のキャリア開発(可能性)やキャリア構築のための糸口が見えてきます。ひとりではなかなか自分の本音に気付けないものです。特に自律的キャリア開発・構築には、自分にとって何が大切か(will)という「問い」に向き合い、話(放)すことが必要不可欠です。

  

関係性を育むことで、個人とチームのCanが大きくなる

また、マネジメントの観点でも、管理職の方はメンバーとの対話を通して、Mustを伝え、Canに目を向け、Willに耳を傾けることを行なって欲しいです。そうすることで、関係性が育まれ、個人のCanも、チームのCanも大きくなっていくと思います。

 

Will-Can-Mustプログラムは、個人と組織がお互いを理解できる機会

今回のWill-Can-Mustプログラムでは、個人と組織がお互いを理解できる貴重な機会になったのではないでしょうか。ビートテック様のような取り組みをされる企業が増えることを願っています。

 

室内のスクリーンの前でワークショップの枠組みと目的を説明するプレゼンテーション

YORUMORIより

思考だけでは見出せない「Will」

「Will-Can-Must」のフレームには、キャリアやミッションを定めることにとどまらない、大きな力があります。

「Must(やるべき)」や「Can(できる)」は、日常でよく考えられていますが、「Will」(やりたい・ありたい)は、感覚的な要素が大きく、思考だけで見出すことが難しい面があります。

 

内発的動機がもたらす有用性

変化が大きく多様化する現代において、一人ひとりの内発的な動機である「Will」を見出し、分かち合うことは、個人にとっても組織にとっても、これまで以上に大切で有用なことではないでしょうか。Willは、モチベーションや心の拠りどころになり、主体性を促し、進むべき方向を示す羅針盤になります。

 

「Will」の探求が育むつながり

仲間と共にWillを探求するプロセスでは、正解のない問いに向き合いながら、言語・非言語の対話を重ねていきます。その結果、立場や役割を超えた“リアルなつながり”を育んでいくのだと、私たちは考えています。

 

継続的な取り組み

このような内省と対話の機会は、奥が深く、一度きりで完了するものではありません。Willを追究し、変化を感じてアップデートする取り組みが必要です。

こうして継続的にご一緒できることを、心から嬉しく、ありがたく感じています。

 

Will-Can-Must フレームワーク図:自分の内発動機と行動の指針

お申し込み・お問い合わせ

 

よる森-内省と対話の五感CAMP-

一般社団法人 YORUMORI

info@yorumori.jp

 

*よる森は「人と森(自然)との豊かな接点」「個人とコミュニティの元気」の一助になることを目指す活動です 。

 


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