よる森-YORUMORIの法人向けプログラムでは、内省と対話を通じて自己理解と相互理解を深めます。自然に触れて五感を働かせながら、一人ひとりの内発的動機とチームビルディングを育み、持続可能な組織文化の基盤を築くことを目指しています。
今回の事例は、「自然の中でマインドフルネスを体感する」ことを目指してはじまったコラボレーション企画。日常から離れた森の中でのリトリートで、気づきとつながりが育まれた様子を、参加された方と主催者の声をもとにご紹介します。
よる森(森の一昼夜)をベースにしたプログラムです。マインドフルネスの基本レクチャーもあるので、経験がない方でも気軽に参加していただける企画です。
詳細は、清流と森のリトリート2025のご案内ページをご覧ください(Peatix)
まなアカ代表 谷口さんのコメントを中心に、本コラボレーション企画についてご紹介します。
まなアカでは、マインドフルネス トレーナー養成講座を通して、マインドフルネスを日常化するとともに、マインドフルネスを伝える同志を増やす取り組みを行っています。
そこで「これで良いのか分からない…」「調っているのだろうか…」という疑問の声が多く聞かれます。
確かに「調う」って言うは易しで、簡単に体感出来るものではないと思います。
その疑問を払拭するのが「森に入る」ことなんです。
一言で言えば、 有無を言わさないマインドフルネスの実感 。
このリトリートを開催している理由は、森に入るだけでマインドフルネスになるからです。
皆さん、本当の自分の姿を見るために、森に入ってはいかがでしょう。
非日常の「自然に還る」ことで、無自覚、無意識の自分に気づくことがあります。
日々 頑張り続けている自分を労わるためにも、時には「自然に還る」 機会をつくって欲しいと思います。
だって、いつも、みなさん、ほんとホント、頑張っているんですから。
一般社団法人まなびやアカデミー(通称 まなアカ):” 自身の力で幸せを掴み取るために、自分の意思で自分の人生を選択する人を増やす ” プラットフォーム。
考えてたことが、スーッとどっかへいく。身体がゆるんで気持ちいい姿勢をとれる。
まったく一人でもなく、かといって常に近い距離に誰かがいるわけでもない状態があることも大切。
普段の緊張していることから離れて、自分の感覚、ペースを感じる事が出来る。
ゆったりとした時間の中で生活をしている感じがしました。
森は、胎内のような周囲の現実世界と異空間の間、コンフォートゾーンに入る感じですかね。
無・静という言葉がしっくりきます。
静かな心の状態になるのは、自分で見つめたくない部分を見てしまうので時に怖かったりしますが、そこを真っ直ぐ見つめる。
今年はそんな気持ちになりつつ参加しました(リピート参加の方)
ただいまと言いたくなる。
元に戻る、元々持っている自分の感覚が敏感に立ち上がる、そんな状態を感じます。
自分で意識する以上に身体がよく反応します。本来の自分に還っている、ということなのかもしれません。
そして、一緒に過ごす仲間がいる、安心・安全があるからこそ、その感覚や状態を感じられるのだと思います。
日常では一切味わえない究極の眠気に襲われ、あっという眠りに落ちます。
それは、自分では気付いていない日々の体、心、脳の疲労が、非日常の「自然に還る」ことにより、 無自覚、無意識レベルで反応し、究極の眠気に繋がっているのだと思います。
これこそ、「今、ここに意識を向けること」=「本当の自分の状態に気付くこと」=「マインドフルネス」だと。
何かを習得するためには、繰り返し実践を重ねることが王道であり近道だと思います。その際に、目指すゴールのイメージが明確に持てれば、実践を続ける上での励みや道標になります。
瞑想やマインドフルネスは、誰でも実践できるように磨かれ、伝えられてきた、知恵でありスキルだと思います。このスキルを身につけて、それぞれの生活の中で生かしていきたいですね。
このリトリートでは、マインドフルネスを体感して、その感覚を実践の支えにすることを目指しています。
森の中では、経験者も初めての方も、型や手順にとらわれず、お気に入りの場所や、自分に合った姿勢をみつけて、想い想いに過ごすことをお勧めしています。日常や思考から離れて、自分に起きることを素直に感じて、すぐに実践する。このリトリートを通して、マインドフルな時間を心ゆくまで味わっていただければと思います。