古来から常緑の樹は「生命力」や「繁栄」の象徴とされてきました。私たちが見上げる、見惚れる齢百年千年の巨樹も始まりはここから(笑)小さな芽をみつけて大きく育んでいきたいですね。
よるの森のハイキング(よる森)は、初回開催から10年目を迎えました。『内省と対話』というテーマは当初と変わりませんが、おかげ様で、活動の場は少しずつ各地の森・街・オンラインへ、対象は個人・企業・教育機関等へと拡がっています。これまでにご一緒させていただいた皆さまをはじめ、森や施設に関わる皆さま、陰に日向に応援・サポートしていただいている皆さまに心から御礼を申し上げます。
人が意識できることに対して、感覚は100万倍の情報を捉えていると言われます。これは一人ひとりの計り知れない可能性と、集団・コミュニティの多様性の源を示しているように感じます。街と森を行き来しながら、意識(考えること)と感覚(感じること)を行き来しながら、私たち人間が持つ大きなポテンシャルに触れる機会を創っていきたいと思っています。
森で起こることは、時により人により異なりますが、よる森は『大切なものを大切にする』ための活動であり続けたいと思います。そのための『内省と対話』には正解不正解はなく、一方的に提供出来るものでもありません。皆さまとのコラボレーションによって深められるものだと思います。引き続きご一緒させていただければ幸いです。
2012年〜自分・他人・自然の(再)発見や、キッカケを創る場として『よるの森のハイキング-内省と対話の五感CAMP-』を企画・運営。
2013年〜企業研修や学校教育のプログラムとして展開。同年〜地域の資源や特徴を生かしたコンテンツ開発に着手。
2014年〜大学キャンパスでの「五感授業」開催。
2015年〜都心の森での「あさ森」「ひる森」開催。
2019年〜都心の屋内での「まち森」「五感研修・ワークショップ」開催。同年8月 一般社団法人YORUMORI設立。
2020年〜オンラインでの「あさ森@オンライン」「よる森チャンネル(YouTube)」等を運営。
これからも「人と森(自然)との豊かな接点」「 個人とコミュニティの元気」の一助になることを願って活動を続けて参ります。