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【Report】「ち」から「道・みち」へ(御ち・美ち)

 

昨年に続く よる森@熊野古道(2025年 春)

 

繰り返し 街と森を行き来する方々と、初めてご一緒する方々との森の時間...

     

森の後のリフレクション〜寄せていただいたコメントと写真(一部)で振り返りたいと思います。

 

森の体験のある方は森で誰かの声に耳を傾けるように、はじめての方は南紀・熊野古道の 春の森と海の景色をお楽しみください。

 

<参考>企画の概要はこちら

夜の岬の森から
夜の岬の森から

森の後で


(出来れば、ゆっくりとしたスピードで触れてみてください)

  

🌿 雨が良かったです。しとしとと雨音が静かに自分の中に染みていく感覚がありました。

雨の森
雨の森(速玉大社から)

 

🌿 森にだんだん入っていくにつれて、体と心が広がる感覚があった。

古くから続く道
古くから続く道

 

🌿 足どりや身体が軽い、自由に手足が動く感じ。行きたい方に向かって身体が勝手に進んで行くような感じ…

道草(動的な想い想い)
道草(動的な想い想い)

 

🌿どこからが森で どこからが自分なのか わからなくなるような、自分の存在がかなり希薄になる感じがありました。

高野坂
古道・高野坂

 

🌿 ただそこにいて、みんなと同じ空間を共有していることが心地よく、嬉しいような、あたたかい感じがしていました。

森と海の境界
森と海の境界

 

🌿 仲間であるという安心感。ゆるされてるという安心の場。心地のよい空気と、それをみんなでつくっている感じ。

古道を歩き終えて
古道を歩き終えて

道・みち


今回の森の時間では、ある詩がたびたび話題になりました。

 

 

此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ

 

危ぶめば 道はなし

 

ふみ出せば その一足が 道となる

 

その一足が 道である

 

わからなくても 歩いて行け

 

行けば わかるよ

 

(宗教家・哲学者 清沢哲夫 作)

 

 

改めて、「道・みち」について調べてみると

 

元々 ”通行するところ”を意味する「ち」という言葉/音に、 ”尊いもの”を表す「御(み)」や、”美しさ”を表す「美(み)」をつけて、「御(み)ち」「美(み)ち」とした...というのが「道・みち」の語源(諸説あり)

 

 

そうすると、道の先にある目的(地)も大事だとは思いますが、道そのもの、道を歩くこと、道で何かを見つけること…が、尊くて美しい もの・こととして大切にされてきたのかもしれませんね。

 

先の詩「道」で ”わかる” のは、歩いた先のこと(だけ)ではなく、道中の一歩一歩にあること、起こることなのかもしれません。

 

「ち」が、「道・みち」になるかどうかは、私たちの一歩にかかっています(笑)

夜の岬(み・さき)から遠くを眺める
岬(み・さき)から遠くを眺める

熊野古道


熊野(古道)は、世界遺産として有名ですが、古から自然を畏れ敬い、三千六百峰・聖地・浄土・異界・霊場…巡礼の地(道)として、社会的な身分や老若男女を問わず、多くの人が行き来しました。

 

巡礼とは「我々の居住地、つまり日常空間あるいは俗空間から離脱して、非日常空間あるいは聖空間に入り、そこで聖なるものに接近・接触し、その後ふたたび もとの日常空間・俗空間に復帰する行為と言うこともできる」とのこと(Wikipediaより)

 

修行、祈り、気分転換、何となく(笑)…動機は様々でも、いつもの場所から離れて、自然に触れて、再び戻る行き来は、私たちの内にある欲求の一つなのかもしれませんね。

古道から見た海
古道から見た海

感謝


各地から足を運んでくださった皆さまと、いつも応援・サポート頂いている皆さまに心から感謝です。

昨年暮れに続く 2回目のよる森@熊野古道は、首都圏と和歌山(白浜)を行き来する ForestName マリアーナさんにリードして頂きながら実現しました。マリアーナさんと地域の皆さまにも、心からお礼を申し上げます。


<マリアーナさんこと 村上 裕美子さん>

一般社団法人Work Design Lab 和歌山エリアオフィサー

 

20代の半分をブラジルで過ごし30歳で帰国後、人材紹介と地域活性の仕事を計10年経験。「都市⇄地域の越境機会の創出」を通じて多様性への理解の醸成と、柔軟な働き方の普及を目指す。母の故郷の白浜町とさいたま市の2拠点居住中。

 

和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」の運営会社にて地域連携事業の企画に従事しながら、複業で在ブラジルの旧友とともに日本企業のラテンアメリカ進出支援に携わる。趣味:渓谷+熊野古道歩き。


よる森/YORUMORI


よる森 / YORUMORIの取り組み

自然と 自分と 仲間|他者との対話を重ねながら、「人と森(自然)との豊かな接点」「人とコミュニティの元気」の一助になることを目指す活動です。

 

【個人向け】自然と 自分と 仲間を感じる:日常から離れて、いつもの思考や行動のパターンからも離れて、ちょっと立ち止まる森の時間

 

【法人向け】感じる力 と 対話の力 を育む:自己理解・他者理解、多様性、心理的安全性…Well-Beingを実践する森の時間

 

【地域向け】人と森・地域を(再)発見する:その土地で過ごすことが唯一無二の「豊かさ」になり、それぞれの「大切な場所」になる森の時間

大斎原(おおゆのはら)参道の森
参道の森(大斎原 おおゆのはら)

近況・予定

🌿よる森の近況・予定は「トピックス」をご覧ください

  

🌿法人向けの企画は、リクエストを頂きながら個別に開催しています

 

🌿個人向けの企画は、次の日程で予定をしています

 

5/16(金)or17(土)-18(日) よる森Nomadic@阿蘇・南小国#3 

 

5/31(土) 1Day清流と森のリトリート 2025@上野村(群馬県)(外部リンク)

 

6/1(日) 1Day@里山-上野村(群馬県)

明けた岬の森から
明けた岬の森から

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よる森-内省と対話の五感CAMP-

一般社団法人 YORUMORI

info@yorumori.jp


*よる森は「人と森(自然)との豊かな接点」「人とコミュニティの元気」の一助になることを目指す活動です 

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